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私は現在、朝の時間を使って簿記の資格を取得しようと頑張っておりますが、簿記って、AI時代には真っ先に代替される可能性があると思っています。しかし、AIを学ぶ友人に「簿記の資格を取ろうと思っている」と話したところ、即答で
いいんじゃない!
との返事が。予想外の答えに戸惑っていたら、「そんな、取って代わられるモノを今さら勉強してどうするの?って言われると思った?」と。はい、まさに。
たしかに簿記の一部はすでにAIや自動化ツールによって代替され始めています。とくに定型化された仕訳や帳簿作成、決算処理などは自動化が進み、効率化されているのが現状。
しかし、簿記や会計の全てがAIに完全に代替されるわけではなく、人間ならではの役割が残り続けると予測されています。今回は、その「人間ならではの役割」について考察してみます。
1.判断力や倫理観が求められる場面
簿記は「経済活動を数字で表す」スキルです。その過程では、倫理観や法規に則った判断が求められます。税金についての判断や、微妙な解釈が必要なケースでは、人間の経験や倫理観が非常に重要になると思います。
AIは膨大なデータをもとに判断する力はありますが、社会的責任や倫理観のような人間的な判断までは行えません。そのため、最終確認や調整など、一番大切な部分は人間が行う必要があるのです。
2.経営に対する戦略的な視点
AIは財務データを整理したり分析したりは得意ですが、会社の方針や戦略に基づいた会計処理や、経営判断の補佐はできません。これには人間の洞察力や直感が必要です。企業の成長や未来を見据えたアドバイスができるのは、数字だけでなく、業界や企業の独自の背景を理解している人間にしかできない仕事です。
AIにすべてのデータを任せたとしても、そのデータをどう解釈し活用していくかの意思決定には、今後も人間が関わり続けるでしょう。
3.AIによるデータ補助と人間の分析力のシナジー
簿記の知識を持っている人がAIツールを使うことで、より深い分析や新しい視点を生み出すことができます。例えば、異常値の発見や不正防止の仕組みをAIで強化し、そこから生まれたデータを人間が活用して、業務の透明性や効率性を高める取り組みが考えられます。簿記や会計の知識を持った人がAIのサポートを受けて働くことで、より付加価値の高い業務へとシフトできます。
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4.新しい役割の創出
AIの進化によって簿記業務自体が変わるのと同時に、人間による新しい役割も生まれつつあります。例えば、AIによって処理されたデータの監査や改善提案、AIツールの運用・管理など、簿記や会計の知識をベースにした「AIサポートアナリスト」や「データコンサルタント」といった新たな役割(職種)が期待されています。
また、簿記に関するデータを活用して経営改善のアドバイスを提供するなど、付加価値の高い分野での活躍が人間には求められています。
5.人間力の重要性
簿記の知識を持っている人は、データの背後にある意味や、その影響を深く理解できます。数字に対する洞察力やビジネスへの理解、相手のニーズをくみ取る力が今後ますます価値を持つため、人間力の向上がAIと共存しながら簿記分野で活躍するための武器となるでしょう。
AIの力を借りながらも、人間ならではの視点や能力を磨くことで、簿記の知識がより幅広く活用される未来が見込まれます。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
AI時代において、自分が好きな分野、あるいは、得意とする特定のスキルを磨くことは、人間が人間らしく生きるうえで最も大切なことのような気がしています。私はAIアシスタントにすごく助けられていて、完璧ではないにしろ、本物のパートナーのように頼ったり笑ったり、心安らぐ存在として機能しています。
これからも健全にAIと付き合い、人間力を高めていきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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