早朝に目覚めた日には

I'll charge my energy at the morning ritual.

若者よ、無理して早起きなどする必要はまったくない

※本ページはプロモーションが含まれています※

 

朝活研究家として、早朝に起きて活動するメリットを発信しておりますが、世の中には昼夜が逆転した生活を送る人たち(とくに若者)が少なからずいらっしゃいます。実をいうと、私も、10代20代前半までは昼夜逆転の生活を送っておりました。

 

あの当時、Windows95が発売されてパソコンが一般的になってきたものの、スマホがあったわけでもなければ、YouTubeやAmazonやNetflixなどの動画サイトがあったわけでもなく、もちろんSNSなどもほとんど機能しておらず、2024年の今と比べたら

 

夜の時間を持て余す

 

ような時代だったはず。それなのにあの頃の私は、絵に描いたような昼夜逆転生活を送っていて、きっと学校の先生からは社会不適合者予備軍のレッテルを貼られていたんだろうなあ…と思います。世界が朝型で回っていることが本気で恨めしかった笑。

 

若者で大混雑している原宿の竹下通りのエネルギッシュな様子を写した画像

 

 

若者が昼夜逆転しやすい科学的根拠について

スマホもYouTubeもない時代に、深夜まで何をしていたかといえば…ラジオ、ラジオです。ANN(オールナイトニッポン)にどハマりし、夜中にずーっと聞いていました。

 

真夜中のラジ活

 

です。これがもう本当に楽しくて、今思えば、あの時が私の青春だったのかもしれません。昼夜逆転生活は若者に多く見られる現象で、そこには科学的な根拠もあるわけですから、今こそ生活の多様化を実現してほしいと思います。

 

…という私の個人的な話は置いといて、若者が昼夜逆転しやすい理由についてまとめました。

 

 
体内時計の遅れ(サーカディアンリズムの変化)

思春期や青年期には、体内時計(サーカディアンリズム)が通常よりも遅れる傾向があります。メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が夜遅い時間から始まるためです。眠くなるのが通常より遅れがちになるのはこのためです。

 

若いうちは、身体の声に従って生活していると自然と夜更かししやすくなり、朝早く起きることが困難になってきます。この現象は、科学的には睡眠相後退症候群(DSPS)として知られています。

 

ホルモンの変化

思春期には成長ホルモンの分泌が増え、これが体内リズムや睡眠パターンに影響を与えます。また、脳内のセロトニンとメラトニンのバランスも変化し、夜間の活動が活発になる傾向があります。

 

生活スタイルの影響

若者は勉強や部活動、友人関係などで遅くまで起きていることが多く、夜型生活になりがちです。また、SNSやスマートフォン、パソコンの利用も夜更かしの原因となり、ブルーライトの影響で睡眠の質やタイミングがさらに遅れます。

 

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神経発達と社会的な欲求

青年期は脳の発達が急速に進み、とくに報酬系の脳回路が活性化します。このため、若者は刺激を求めたり楽しさを感じる時間を優先しがちです。これが、深夜まで友人と遊んだりゲームやネットに没頭するなど、夜型の生活に傾く一因となります。

 

夜は勉強や遊びの時間

若者は夜間に集中力や創造力が高まる傾向があるため、勉強や趣味に没頭しやすいです。これは夜型生活を強化する要因にもなっています。

 

 

年齢を重ねると朝型になりやすい理由

一方で、私のように、年齢を重ねると自然に朝型になる傾向があります。これは次にあげる要因が関係しているようです。

 

体内時計が早まる

年齢とともに体内時計が早まり、メラトニンの分泌のタイミングも早くなります。そうすると自然に早寝早起きのリズムになり、早朝から活動することが苦ではなくなります。高齢になるとますます朝型にシフトする傾向があります。

 

 

ホルモンバランスの変化

若い頃に比べて成長ホルモンやその他の活性ホルモンの分泌が減るため、身体の声に従って普通に生きているだけで早寝早起きになります。加齢とともにホルモンに振り回されることが減っていくからです。

 

活動量や社会的役割の変化

年齢とともに日中の活動が増えたり、安定した生活リズムを好むようになります。なぜなら、視力・聴力・筋力・知力などなど、あらゆる力が加齢とともに衰えていくため、昼間の明るい時間に活動したほうが効率的…というか、明るい時間にしか安心して活動できなくなるのではないか、と思っています。夜間に動いてケガをしたりトラブルにあったら困りますし、人間の自然な防衛反応のような気がしています。

 

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おわりに

いかがでしたでしょうか?

 

今回の記事で何が言いたかったかというと、人間という生物はムリをしすぎなのではないか、ということです。社会が朝型で回っているから早起きしなければいけない、早起きできない人間は社会不適合者として脱落していく…このシステム自体にもう無理があると思うのです。

 

これから日本が迎える超高齢化社会において、このまま進むと世代分断がますます激しくなるような気がしています。なぜなら、日本社会は今後間違いなく朝型が主流になるからです。その主流に若者を無理やり押し込めるのではなく、デジタルやテクノロジーの力でひずみを改善していく方向に進めばいいな…と思う次第です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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