早朝に目覚めた日には

I'll charge my energy at the morning ritual.

朝のジャーナル活動で1日のスタートをポジティブに

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ジャーナル活動(ジャーナリング)は、言葉自体はまだ一般的ではないかもしれませんが、自分の考えや感情をノートや紙に書き出すことで、内面を整理し、自己理解を深める、というシンプルで奥深い習慣です。

 

日記と似ていますが、日記はその日の出来事を記録するのに対し、ジャーナリングは心の中の思いや感情、目標、願望、課題など、自分と向き合うことに重点を置きます。ストレス社会の今、心の健康を保つためのパワフルなツールとして、朝のジャーナル活動が静かに広がっています。

 

白い木目のテーブルにまっさらなノートとペンや色鉛筆が置いてある画像

 

 

ジャーナリングが日本に輸入された背景

日本にもジャーナリングと類似する文化が古くからありました。たとえば、

  • 平安時代の貴族の日記
  • 江戸時代の御用日記
  • 和歌や俳句を読む習慣
  • 禅と内観の文化
  • 茶道の覚書
  • 書道の書き記す行為
  • 現代の手帳術や家計簿

…などなど。しかし、ジャーナリングはもっと自由に、感情や内面の表現に重点を置いているため、日本の伝統的な「書く文化」とは少し違う魅力があります。

 

 
海外での自己啓発ブームの影響

ジャーナリングが日本で注目を浴びるようになったのは、海外での自己啓発ブームの影響が大きいです。とくに20世紀後半から21世紀にかけて、心理学の分野において、感謝の習慣や自己表現の重要性が注目されるようになりました。

 

ポジティブ心理学の研究では、感謝の気持ちをジャーナリングすることで幸福度が向上することが示されていて、この考え方が書籍やセミナーを通じて日本にも輸入されてきたのです。

 

また、アメリカの自己啓発作家の影響もあります。自己啓発の分野でよく知られるアメリカの著名作家たち(ジュリア・キャメロンやアンソニー・ロビンズなど)の本を通じて日本に広がり始めました。

 

 

 

ストレス社会と心のケア

日本では、仕事や人間関係のストレスが増加し、それにともなって、心のケアに関心を持つ人が増えました。ジャーナリングは簡単に始められるセルフケアとして注目され、とくに忙しい現代人に合った習慣として多くの日本人が取り組むようになりました。

 

マインドフルネスへの関心

書くことで心を整えるジャーナリングは、禅などの日本的な精神修養とも共通点があります。このため、マインドフルネスや自己の内面を大切にする活動として日本人の生活にも自然に取り入れられました。

 

SNSやデジタルツールの発展

デジタル日記やアプリを使った記録方法が普及したことで、紙のノートにこだわらず、手軽にジャーナリングを始める人が増えました。ブログやインスタグラムでの「#ジャーナル記録」といったハッシュタグも流行し、習慣として認知されるようになりました。

 

ジャーナリングの実践方法

特定のルールはないので、自分に合った方法で自由に行えます。ただ、そうは言っても最初はよく分からないので、以下のステップが参考になるかもしれません。

 

書き方の種類

<自由形式>

  • 思ったことをそのまま書き出す
  • テーマやルールを設けない
  • 自分のペースで続ける

<テーマ形式>

  • 具体的なテーマを設定する
  • テーマ例 ①感謝していること
  • テーマ例 ②今日やりたいこと
  • テーマ例 ③最近の悩みなど

<質問形式>

  • 自分に問いかけるように書く
  • 質問例 ①今日の目標は?
  • 質問例 ②最近嬉しかったことは?
  • 質問例 ③今、一番心配していることは?

 

書く時間

<朝の時間>

新しい1日を前向きにスタートさせるために、感謝や目標を書くのに適しています。

<夜の時間>

今日の振り返りや反省を書くことで、翌日への心の準備ができます。

 

用意するもの

ノートや手帳、ペンがあれば十分です。デジタルツールを使うのも良いのですが、紙に書く方が感情が整理しやすいという人が多いです。私も断然紙派です!下に紹介したノートは実際に私が長年愛用しているモノです。とっても書きやすくて重宝しています。良かったらチェックしてみてください。

 

 

ジャーナリングの具体例

シンプルで実践しやすいものを3つまとめました。自分らしいジャーナル活動の参考にしてみてください。

 

グラティチュードジャーナル(感謝日記)

日々の暮らしの中で感謝していることを3つ書くだけの簡単な方法です。

  • 今日の朝、温かい日差しを浴びられたこと
  • 美味しいコーヒーを飲めたこと
  • 家族や友人が元気でいてくれること

当たり前のことだと思うかもしれませんが、日常の中に小さな幸せを見つけることでポジティブな気持ちになり、毎日を明るく過ごすきっかけになります。

 

今日の目標ジャーナル

朝の時間にその日の目標や優先順位を書き出します。

  • 仕事のプレゼン資料を完成させる
  • 30分ウォーキングをする
  • 夜、早めに寝るための準備する

今日の目標ジャーナルは頭の中を整理し、1日の計画をスムーズに進める助けになります。忙しいビジネスパーソンにオススメのジャーナリングです。

 

リフレクションジャーナル(内省日記)

夜寝る前に、その日の出来事を振り返り、良かったことや反省点を書いていきます。

  • 友だちとの電話で楽しい時間を過ごせて良かった
  • SNSを見すぎてしまい反省、時間を決めて見るようにする
  • 明日の目標は、本を読む時間を作る

リフレクティブ(振り返り)は、毎日の中での気づきが得られ、翌日の行動に生かせるようになります。

 

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おわりに

いかがでしたでしょうか?

 

ジャーナリングは、とくに日本では、ポジティブなライフスタイルを好む女性を中心に広がりを見せています。美容雑誌などで特集されることが増え、主婦や働く女性の間で人気が出ました。また、インフルエンサーの発信も大きく、モーニングルーティンとしてジャーナリングを紹介する著名人・有名人が増えたことも普及の大きな要因です。心が整う素晴らしい習慣として、日々の生活に合わせてカスタマイズするのも良いアイデアだと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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